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執筆者の写真じょ〜じ

イエスの風 No,60

いよいよ、今週イエス様の御降誕をお祝いする日を迎えます。

「おめでとう」と言い、共に喜ぶことが出来ることを嬉しく思います。

喜び、悲しみを分かち合う友が居ることは、私たちにとって大きな幸いです。

私たちは、友によって慰めを得、励ましを受け、成長します。

良き友は、人生に深み、豊かさをもたらします。

イエス様が、この世界に来られ、私たちを友と呼んで下さいました。

それは、私たちが誰かの友となるようにと手を差し延べるためです。

良いクリスマスを。主があなたと共におられます。あなたを離れず、見捨てません。

主の平和のうちに歩みましょう。


ルカによる福音1章26~38節

「おめでとう。恵まれた人。」   

「おめでとう。喜びなさい。」今日、神は、あなたを慈しんで御覧になり、喜びを持って言われる。天使を遣わし、みことばをもって、御思いを伝えようとなさる。「おめでとう。祝福された者よ。共に喜び、祝おう。」今日、私たちは、心を開き、そのような声なき声、心に響く言葉に耳を傾けなければならない…。神の言葉を心に迎え、信じるように招かれているのです。

マリヤは、天使の訪問を受け、天からの声を聞いた。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられます。」けれど、彼女は戸惑った…。身に覚えがない、どう言う訳で「恵まれた人」と呼ばれるのか…。確かに、私たちは、突然、祝福される言葉を聞けば戸惑う。一体何をもって「おめでとう」と言われるのか…。不思議なことだけれど、「おめでとう」と言われるより、「災いだ…」などと言われる方が受け止め易かったりするのです。

マリヤは、天使の挨拶に考え込んだ。けれど、天使が告げる神からの知らせに、益々戸惑いを覚え(30~33)。「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。」何から何まで信じられない、受け入れ難い知らせ…。結婚もせず、男も知らない自分が身籠もっていて、男子を産む。その子が、王となって国を治め、民族を解放し、平和をもたらす。神がそのような計画を、彼女を通して進めようとしている。神が、マリヤを選ばれた…。何よりも受け入れ難かったのは、神が自分を選び、自分を通して国全体に祝福をもたらすと言うことだったかも知れない。神に選ばれ、自分が祝福の基となる。彼女は、民族の物語(歴史)を通して、神に選ばれた人々のことを聞いてきた。けれど今、自分がそのように選ばれている…。遠いいにしえの物語が、私に迫っている。「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。」何処を見ても、現実になる可能性のかけらも見いだすことが出来ない…。自分が幸せになれるかどうかも確かではない中、どうして他の人、自分の国、民族全体の祝福になれるのか…。そんなことを、考えることも、望むこともしなかった…。

今、私たちは、自分たちの幸せを願い、求めることで精一杯…。どうやったら私は幸せになれるのか…と。けれど、神は、突如として、私たちの望む小さな幸せを壊してしまうような出来事を起こされる…。自分の幸せ、平和のためだけに生きようとして、小さな殻に閉じこもってしまう私たちを訪ね、ご自分の計画を語られる。「わたしは、あなたを通して世界を祝福しよう。」自分が幸せでないと思えるような中、自分の幸せで精一杯だと言うような時、神はご自分の計画を告げられる…。「わたしは、あなたを通して世界を祝福したい。」

マリヤは、戸惑い、疑った。けれど、それを包み隠さず告げた。「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。」これが彼女の信仰。あるがまま神の前に居る…。神は、天使を通して彼女を忍耐強く説得し、導かれた(35~37)。「神にとって不可能なこと(語られたことば)は何もありません。」マリヤは、遂に信じた。信じさせられた…。「どうぞ、あなたのおことばどおりに、この身になりますように。」(38)今日、私たちは、世界中に拡がる彼女への祝福の実を、この目で見る。

マリヤは、小さな田舎の片隅に暮らす少女。聖書に登場する神に選ばれた人々と同じ様に、特別な人では

今日、あなたにも、天使が遣わされました。「おめでとう。恵まれた人。主があなたと共におられます。」神は、あなたを通して、この世界を祝福しようとしておられます。あなたが、神の約束の通りに、祝福の人になる、これが救いです。「おめでとう。恵まれた人。主があなたと共におられます。」

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